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シロアリの種類を画像で比較!日本にいる個体の見分け方なども!

シロアリの種類を画像で比較!日本にいる個体の見分け方なども!

シロアリには種類があることを知っていますか?

家の中や庭で蟻を発見して「なんかいつも見る蟻とは違う」と思ったら、シロアリかもしれません。

そこで今回、日本にいるシロアリの種類について、その違いや見分け方などを画像で比較してみました。

目次

日本に生息するシロアリの種類は?

日本に生息しているシロアリの種類から調査してみました。

シロアリの種類は主に3種類です。

・ヤマトシロアリ

・イエシロアリ

・アメリカカンザイシロアリ

日本で被害をもたらしているのが、主にこの3種類です。

では、それぞれの特徴について簡単に見ていきましょう。

ヤマトシロアリの特徴

体長:約4~7mm

ヤマトシロアリは、日本各地で一般的に生息しており、食害をもたらす個体です。

集団で枯れ木や朽ち木などを食べ、その中に巣を作ることが多いです。
特に湿った木材を好む傾向があるようですね。

群飛の時期は4~5月が多く、新しい住みかを探して成長した羽アリが一斉に飛び立つので、この時期は注意が必要です。

イエシロアリの特徴

体長:約5~9mm

世界的に被害が多いシロアリで、ヤマトシロアリ同様に枯れ木や朽木を主に食べ、特に湿った木材を好む習性があります。

しかし乾燥した木材でも、自ら水を運んで食べ進めるということも出来るシロアリになので、怖いです。

一つの巣で100万のコロニーを形成し、巣を守るために噛み付いたりと攻撃をしてくることもあるため注意が必要です。

群飛の時期は6月~7月頃とされており、飛び立った後は光源に集まる習性があるようです。

アメリカカンザイシロアリの特徴

体長:約6~8mm

アメリカカイザイシロアリは、もともとは外来種で輸入された木材などと一緒にやってきた種類です。

先程の「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」と違い、乾燥した木材でも食べ進めることができます。

そのため、これからもっと生息地が拡大する、と危険視されている種類です。

群飛の期間は3~11月といわれており、小さな集団で何度も飛び立つ習性があるようです。

類のシロアリの見分け方は?

基本的に上記3種類は見た目がかなりそっくりなので、識別は困難と言われています。

ですが、微妙に見た目の違いがあります。
「羽がついているもの」と、それ以外の種類もあります。

普段見かける蟻と違って、こういった変わった形の蟻を見かけたら、いちど専門の業者に相談するのがおすすめです。

今回は見た目の違いについて、動画なども使って少し見ていきましょう!

ヤマトシロアリの見た目

全長 約4.5~7.5mm
体色 茶褐色
羽の色 淡い黒褐色で半透明

イエシロアリの見た目

全長 約7.4~9.4mm
体色 足先や背中の一部は黄色、それ以外はほぼ黒
羽の色 淡い黄色で半透明

アメリカカンザイシロアリの見た目

全長 約6~8mm
体色 背中の一部や頭は赤褐色、それ以外ほぼ黒
羽の色 淡い黒褐色で半透明

シロアリと黒アリの違いは?

シロアリ 黒アリ
数珠のような触覚がある 「く」の字の触覚がある
羽アリにはあるが、働きアリには目が無い 複数の目が付いている
5本の歯があり、コンクリートにも穴を開ける 大きなアゴがあり自分の体長の何倍もの獲物を運ぶ
体形 胸と腹がほぼ一緒で寸胴な体型をしている 後翅(こうし)より前翅(ぜんし)の方が大きいのが特徴。

黒アリは、小さい頃に公園や学校の校庭で見かけたことがある、身近なアリですよね。

シロアリとは見た目がかなり違うので、分かりやすいです。

シロアリの種類と違いまとめ

シロアリの種類と違いについてまとめてみました。

全てのシロアリが住宅の食害をしているわけではありません。

基本的には昔から生息しており、土壌をキレイにしてくれてメタンガスの抑制にも一役かってくれています。

メタンガス抑制=地球温暖化の抑制にもつながります。
ですので本来は、地球の気温の上昇を抑える働きをしております。
ですので、必ずしも悪というわけではありません。

住宅にいる種類は上記の3種類ですが、放っておくと多大な被害をもたらすこともあります。

そのため自宅周辺で見かけたら、専門業者に相談するのがおすすめです。

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