沖縄は一般的に冬の時期でも薄着で過ごすことが出来て、九州地区と比べて暖かい期間がとても長い地域です。
シロアリは初夏の暖かい季節になると活発に活動をはじめて、新居を求めて一斉に群飛という引っ越しを行います。
逆に冬の時期は寒さが苦手なシロアリにとっては活動しにくいですが、沖縄は1年中暖かい気候というのもあり対策を怠っていると取り返しのつかなくなることも!
早めの予防と駆除がとても重要なシロアリ対策は専門分野になるためプロの業者に依頼することになるのですが、正直こういった業者ってどこを選んだら良いのかわからないですよねw
今回は、沖縄地区のシロアリ業者について適正金額やどんな業者を選ぶべきなのかを徹底的に調査してみましたので一緒にチェックしていきましょう!
- シロアリ110番の申し込みページへ
- ページ下の『お問い合わせフォーム』を入力して『送信』で完了
沖縄のシロアリ業者を徹底比較してみた!
近年、みなさんが業者を調べるのに使うのはスマホやパソコンでのインターネット検索ですね。
当サイトではWebでヒットした沖縄地区のシロアリ業者についてグラフにしてみました。
グラフの項目はシロアリ業者を選ぶ際に、注目すべきポイントを盛り込んでますのでまずは比較表をチェックしてみましょう!
※【スマホの場合】スマホを横に向けると表全体が見えます
駆除費用単価 | サポート期間 | 調査&見積もり | 対応時間 | |
---|---|---|---|---|
シロアリ110番 >>HPを見てみる |
1,200円/平米 (約4,000円/坪) |
5年保証 | 無料 | フリーダイヤル 24時間対応 |
ファーブル | 6,000円~ 7,000円/坪 |
記載無し | 無料 | フリーダイヤル 8時~20時 |
しろあり110番 ※白蟻百十番㈱ |
1,670円~/平米 (5,500円~/坪) |
5年保証 | 記載無し | フリーダイヤル 9時~18時 |
あらかきシロアリ | (1m)4,300円~ ※ベイト工法 |
記載無し | 無料 | 9時~20時 |
パワーズ | 5,500円~/坪 | 5年保証 | 無料 | フリーダイヤル 9時~19時 |
しろあり消防隊 | 1,212円/平米 | 最大10年保証 | 無料 | フリーダイヤル 8時~18時 |
シロアリ駆除 バスターズ |
記載無し | 記載無し | 記載無し | フリーダイヤル 時間記載無し |
沖縄インセクト | 3,500円/坪 | 5年保証 | 無料 | フリーダイヤル 時間記載無し |
首里シロアリ | 記載無し | 5年保証 | 無料 | フリーダイヤル 時間記載無し |
えのびハウス | 記載無し | 5年保証 | 無料 | 時間記載無し |
イトマン白蟻社 | 記載無し | 記載無し | 無料 | フリーダイヤル 時間記載無し |
※表記は2017年12月現在に調べたものです
シロアリ業者は自社のホームページに基本的な情報を掲載しますが、グラフのように金額の記載が無い業者なども意外とありますよねw
コレに関しては次の|失敗しないシロアリ業者選びのポイントは?|で詳しく見ていきましょう。

失敗しないシロアリ業者選びのポイントは?
シロアリ駆除なんてめったに依頼することがないイベントですよね。
失敗しないための業者選びのポイントを詳しくまとめてみましたのでチェックしていきましょう!
表記金額に注意!駆除単価について
駆除単価についてですが、主に「平米(㎡)」か「坪」あたりの単価で表記している業者がほとんどですね!
※表記自体無い業者さんもあります
費用の相場についてですが、
一般財団法人経済調査会が算出したデータによると、全国平均平米単価は3,575円/㎡ですね!
シロアリ110番さんは、全国的に見ても最安値は1,200円/平米と思われます。
※シロアリ110番さんは当サイトで一番おすすめしている優良企業ですね。
しかし、表記の金額が全てではありません。
実際は見積もりの調査の際の駐車場代や別途の出張費用、また施工内容や延長保証の期間も業者によって違ってきます。
安さには裏があると思って良いと思います、実際に施工内容に関しても明記があまりない業者もありので、これが金額表記に騙されない為のコツですね!
日本しろあり対策協会の会員か?
公益社団法人 日本しろあり対策協会とは、国土交通大臣の許可を得て結成された50余年の歴史を持つ法人です。
本会は、消費者の皆様や行政、関連業界に向けてシロアリ・腐朽の防除および被害についての啓発・普及活動を行うと同時に、良質で耐久性の高い建築物のストック形成のためシロアリと腐朽の防除技術・工法を開発・発展させ、また、既存建築物の維持管理に必要な診断技術を持つ技術者の育成など、社会の要請に応える諸事業を展開してまいります。
簡単に言えば、「健全なシロアリ駆除活動を促し、消費者にも安心できる事業を目指してます!」ということですね。
つまり、日本しろあり対策協会の協会員に選ばれている業者は、他の業者よりも安心できる業者と言えます。
先ほどの沖縄のシロアリ駆除業者の比較表に記載のある業者でこの日本しろあり対策協会の協会員である業者はオレンジの太字で色分けしております。
もちろん日本しろあり対策協会に加入していない業者さんでも良いサービスのシロアリ業者はたくさんありますので他のポイントも見ていきましょう。
無料調査は床下もしてくれる?
シロアリ業者の基本的な無料のサービスとなっている、「無料見積もり&無料調査」。
一体どこまで無料でしてくれるのか?が重要なポイントとなってきます。
ポイントは同じ無料調査でもポイントとなってくるのが床下まで無料で調査をしてくれるのか?です。
基本的にシロアリの生態を考えると地面から侵入してきます。
住宅の周りの被害の痕跡を調査する以外に、床下に調査員が潜って実施してくれるのかでもシロアリを発見出来るかどうかが大きく変わってきます。
床下に潜るということは、防護服を着たりしますので装備も必要になってきますし大変な作業です。
無料の範囲内で実施してくれるシロアリ業者を選んだ方が懸命ではないかと思いますよ。
ベイト工法(セントリコン)の有無について!
シロアリ駆除の施工法は主に2種類、「バリア工法(ケミカル工法)」と「ベイト工法(セントリコン)」があります。
金額が安いところは「バリア工法(ケミカル工法)」と言って、薬剤を散布したりする工法の場合が多いですね!
昔と違って現在は使用する薬剤も体にほとんど影響がないものを使用しているケースが多いですがそれでも危険性が少なからずあることになります。
そしてケミカル工法は表面上で見えているものに関して効果はテキメンなんですが巣の奥まで根絶やしに出来るのは、やはり「ベイト工法(セントリコン)」の方が優れていると言われてます。

「見積金額の安さ」も大事ですが、「施工内容」についてもしっかり確認するようにしましょう!
【安くする裏技】相見積もりを必ず3社以上行う!
相見積もりとは数社に見積もりを依頼して一番安くてサービスが良いところを比較することですね!

上記の記事にも詳しく記載してますが悪質な業者、割高な業者にひっかからない対策にもなります!
先程も記載しましたが「安すぎる金額に注意!」という観点からも相見積もりは必ず行うようにしましょう!
当サイトで推奨しているのは、、
相見積もりを3~4社必ず行うこと!
相見積もりのメリットとしては以下のことが挙げられます。
- 金額の相場がわかる
- 施工内容に不必要なものがないかわかる
- 施工価格の値段交渉に使える
- 親身に対応してくれる担当かを選べる
- アフターフォローの違いがわかる
などです。
|施工価格の値段交渉に使える|ということも相見積もりをすることで可能になるので、シロアリ駆除費用を安くする裏技としてしっかり把握しておきましょう。
また、値段だけで判断するのではなく金額が多少上がっても施工内容やアフターフォローが充実しているのであれば費用対効果が高いので優先して選ぶべきだと思います。
シロアリ被害で重要なことは、再発しないこと!です。
近年、猛威を奮っているイエシロアリという種類は、コロニーの規模が大きく被害スピードが尋常じゃなく早いです。
数ヶ月で再発したというケースもあります、優良企業ほど再発しないようにかなり神経を注いでますので、アフターフォローを重視しない業者は選ばないようにしましょう!
施工後のサポートや追加料金は依頼前に確認!
アフターフォローに関して施工後のサポート期間は、優良な業者さんは5年保証を付けております!
しかし業者によっては同じ5年保証でもサポート内容が変わってきますので見積もりの段階でその後のサポートに関しても具体的にはどういったサポート内容なのかについても必ず確認しましょう!
※サポート内容によっては料金割高でも良いかもしれませんよ
また「シロアリ110番」みたいに「施工後の追加料金は一切なし」という明記がある場合は大丈夫な可能性が高いですが、明記が無い業者に関しては必ず施工前に確認するようにしましょう。
施工後に追加料金の話をされて、「そんな話聞いてない」なんてトラブルにならないように見積もりの段階で「これ以上金額がかかる可能性について」必ず事前にチェックするようにしましょう!
沖縄のシロアリの種類は?
日本で主に被害をもたらしているシロアリは3種類。
「ヤマトシロアリ」、「イエシロアリ」、「アメリカカンザイシロアリ」ですが、沖縄の地区はこの3種類に加えて「ダイコクシロアリ」の被害も報告されております。
3種類のシロアリの違いを見てみる

ダイコクシロアリは奄美以南でのみ生息が確認されているようですね。
日本列島の太平洋側の海岸沿い生息する「イエシロアリ」は最大100万匹のコロニーを形成すると言われており被害スピードも尋常じゃなく速いことで知られております。
さらにこの「イエシロアリ」の恐ろしいところは、シロアリは基本的に湿気(水分)が無いと食べ進むことが出来ませんが、「イエシロアリ」に関しては自ら水分を運ぶ能力があるため生息地となっている沖縄地区では注意が必要です。
そして「ダイコクシロアリ」とアメリカからの輸入木材などから付いてくる「アメリカカンザイシロアリ」はコンクリートも関係なく食べ進むことで知られております。
コンクリートは食べるわけでな無いですが、食料となる木材まで辿り着くのに邪魔であれば穴を開けて進むようです!
シロアリは紫外線には弱いため基本的に地面から侵入してきて床下にコロニーを形成します。
目に見えたときはすでに食害がある程度進んでいる可能性があるため、シロアリが見えない状況でもしっかり予防をする必要があります。
また、新築などでシロアリ予防を施していても、一般的に薬剤などの効果は5年と言われておりますのでもしシロアリ対策を新築時にしか施していに方は早めに再予防をすることをおすすめしますよ!

まとめ
沖縄のシロアリ業者の選び方についてまとめてみましたが、沖縄は湿気の多い海岸沿いの地域が多く1年中温暖な気候の為シロアリにとっても居心地の良い地域とも言えます。
そしてシロアリ業者は表記の金額が安くても、実際に営業所から離れている地域ですと行けない場合もありますのでその場合は割高になる可能性もあります!
そんなときに相見積もりは効果的なのと、優良企業ほど相見積もりを推奨しているので必ず3~4社は比べるようにしてくださいね!
シロアリは放っておくと地震などが起こった時などに建物が倒壊しやすくなってしまう危険な害虫です、全国の被害総額は自然災害についで第2位の1000億円以上と言われております。
中古物件をお求めの方は事前にシロアリ被害の有無を物件の管理会社が調査を行っているかなど注意を払うようにすることも大事ですね。
また一戸建てにお住まいの方で、今まで調査&予防を一度もしたことがないという方はこれを機にぜひ検討してみてくださいね。