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シロアリ被害で賃貸契約での責任や費用負担は家主になるの?

隠れて行動する上に甚大な被害をもたらすこともあるシロアリですが、マンションなどもある程度年数が経過している物件ですとシロアリの餌食になることがあります。

マンションに住んでいる方ですと、賃貸契約で暮らしている方が多いと思います。

ですが、もし自分の住んでいる部屋がシロアリの被害にあった時、どこに責任があると思いますか?

そこに住んでいる自分に責任があるのか?
もしくはやはり管理を怠ったと考えて、家主さんが責任があるのか?

家主さんが責任を負うとはいっても、家主さんとはいえ勝手に住人の部屋には入れないので、いちいちチェックすることは出来ないですよね。

今回は賃貸契約のマンションや住宅のシロアリ被害は誰に責任があるのかについて、まとめてみましたのでチェックしていきましょう!

目次

マンションでもシロアリ被害はあるの?

シロアリの被害って床下など柱などが食べられている写真を見るので、なんとなく一軒家の住宅での被害が多い印象がありませんか?

でも実は、マンションなどの高いところでもシロアリ被害ってあるんです

しかもマンションってコンクリート造りのイメージがあるのですが、シロアリは木材以外にもコンクリートを始め鉄筋なども食べ進めることが出来るという強力なアゴの持ち主なんです。

シロアリは湿気のある場所を好みます。

そしてマンションにも侵入する要因としては、シロアリの好物でもある断熱材などに使用する発泡スチロール素材などがあります。

そのため、マンションでもシロアリにとっては十分生活出来る空間となるということなんです。

ゴキブリやダニ被害の責任は入居者?

シロアリ被害の責任に触れていく前に、ゴキブリやダニの被害が発生して、業者などに依頼をした時はどうなるかについてみていきましょう。

ゴキブリやダニなどの生き物は、入居者が部屋を清潔に保っていれば、そもそも発生しない生き物ですよね。

そのため、ゴキブリやダニの被害は「入居者の責任」になることが多いようです。

しかし同じゴキブリやダニの被害でも、自分の部屋は清潔に保っているのに、隣や上の階の入居者が清潔に保っていない場合や、そもそもマンション自体が清潔でない場合でも発生することがあります。

その際は、もちろんですが責任の所在は変わってきます

このあたりも踏まえた上で、シロアリ被害に関してはどうなるのかについて確認していきましょう。

シロアリ被害の責任はどっちにある?

シロアリ被害は、金額で言うと数十万になることもよくあります。責任は出来ることなら負いたくないところですよね。

入居者と家主のどちらに責任があるのかについては判断が難しいとも言われており、トラブルになることも多いです。

シロアリ被害に関して誰に責任があるのかについては、先程のゴキブリとダニの例のように「ケースバイケース」になるようなんですが、パターン別に確認していきましょう。

家主さんの責任になるケース

シロアリは群飛と言われれる、いわゆる「引っ越し」を行います。
そして、どこからともなく近所の地面に降り立ちます。

そこで地面を掘り進んでいき、結果的に湿気や食料の多い住宅の中に侵入してくるという自然発生的な要素がどうしてもあります。

つまりこういった場合は「管理を怠った」という視点が強くなるため、家主さんの負担になるようです。

実際のところは、家主さん負担するというケースが多いみたいですね。

入居者の責任になるケース

次に、入居者の方が負担するケースについて見ていきましょう。

先ほども解説したとおり、シロアリは自然発生的に湧いてきます。

入居者がベランダや庭、家の中などにダンボールや発泡スチロールなどを放置したり、換気を怠って湿気の多い状態を作ったりすると、劣悪な生活環境を維持することになります。

そうなると、自然とシロアリが発生しやすい環境になってしまうのです。

この場合は、入居者の方がシロアリ被害の費用を負担するというケースもあります。

しかしマンションの場合、上階の入居者や隣の入居者もいるので、壁の中などに発生した場合は実際のところ境界線が曖昧になってしまうので、判断は難しいところです。

個人契約の場合は契約書も要チェック

ほとんどの場合、賃貸契約は管理会社や不動産などを通しての契約になります。

ですが、たまに知り合いの方などと個人的に契約している方もいますよね。
そんな時は契約書の内容にもしっかり目を通しておくことをオススメします!

契約書の内容によっては、修理費の責任の所在が変わってくることもあります。
しかし、長くそこに住むことを考えたときに、大家さんとの関係はあまり崩したくないというのも本音ですよね。

そんな時は負担の割合などを話し合って「費用に関して何割は大家さん」「何割は借り主」など、お互いに負担するという形をとることも出来ます。

今後の人間関係を大切にすることも大切ですので、このあたりも考慮して話を進めておくと良いでしょう。

まとめ

シロアリ駆除に関しては、駆除の知識もそうですが、実際のところ隣人さんや管理者とのトラブルもかなり多いです。

このあたりの知識に関しても、シロアリ専門業者の方のアドバイスを受けることをオススメします。

再発防止とシロアリ根絶、そして不必要なトラブル回避も含めて、まずは相談してみるところからはじめることをオススメしますよ!

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