「シロアリの調査なんて一度もしたこと無い。」
「シロアリ予防は新築のときにしたから大丈夫。」
という方はかなり危険な状態かもしれません。
シロアリ予防を新築に施していても、
防蟻剤は永遠に有効というわけではなく
やがて効果は切れてしまうからです！
また、中古の物件を購入しているという
方やオーナーさんも注意が必要なんですが、
シロアリの発生する確率というものは
築何年が一番多いのでしょうか？
今回はマイホームのシロアリ予防について
メンテナンスが必要なのか？を調べてみましたので
一緒にチェックしていきましょう！
シロアリの薬剤効果は5年で切れる？
「私の家は新築だから10年位は大丈夫だよ！」
と思っている方がいますが、
これは間違いです！
新築のときにシロアリの侵入を防ぐために
防蟻剤などの薬剤を散布していても、
実はシロアリ予防の薬剤の効果は5年と言われております！
どのシロアリ業者のサイトを見ても
シロアリ発生のセルフチェック項目には、
「5年以上シロアリ調査をしていない」
という項目があるように、
シロアリの再調査というものは5年が
ひとつの節目でもあるんですね。
つまり、「築10年以上」という中古物件を
もし購入するのを検討している場合は、
前のオーナーさんがシロアリ調査をいつ行ったのか？
ということも必ずチェックしておかないと、
住んでみて1年目でシロアリが発生してしまった！
ということになり、
被害状況によってはリフォームが必要となるなど
余計な費用が後々降りかかることにもなりかねないですねｗ
自分で施工したシロアリ駆除では全滅しない？
シロアリの駆除や予防を
市販の薬剤を使って自分で施工した場合ですが、
実はシロアリを全滅出来ていない可能性が高いです！
シロアリは基本的には人間の目の届かない
場所に生息しております。
表面上に出てきているシロアリを駆除したところで
巣の奥には女王アリがいてまた数万という数の
働きアリを生み出しております。
プロの業者でも見落とすことがあるので、
表面上のシロアリ駆除だけでなく
巣(コロニー)を根こそぎ全滅できる「ベイト工法」を
採用しているところが多いです！
通常、薬剤散布のみの場合は「ケミカル工法」と呼ばれております。
ベイト工法とは、
シロアリが巣にエサを持ち帰り口移しで
巣の奥の仲間にエサを運ぶという習性を利用して、
毒エサを設置することですね！
最新のベイト工法では「セントリコン」というものもあり、
人間やペットにもまったく影響の無いものもあります。
＞【詳しくはこちらもチェック】ベイト工法のメリットやデメリットや効果とは？
本来、シロアリが発生しやすい床下などの場所では
防護服のようなものを来て作業を行いますので、
市販でも販売されてますが、
知識が無い状態で薬剤の散布などをすると
妊婦さんや子供やペットがいる家庭ではかなり危険です。
シロアリ駆除の専門業者はほとんどの場合、
5年間のアフターフォローが付帯しております。
裏を返せば、再発を防ぐには何度もチェックをしないと
プロの方でも難しいということですよねｗ
費用は自分で行う場合よりももちろんかかりますが
再発をして被害にあった方がもっとお金がかかりますので、
無料の調査を一度依頼することをオススメしますよ！
＞【無料調査はこちらをチェック】シロアリ駆除業者おすすめランキング！徹底比較してみた！
イエシロアリは数ヶ月で復活する？
主に日本の家屋に被害をもたらしている種類は、
ほぼ全国に分布している「ヤマトシロアリ」なんですが、
もう1種類、危険なシロアリが「イエシロアリ」です！
イエシロアリはヤマトシロアリよりも
コロニーの規模が大きく、
ヤマトシロアリのコロニーが1～3万に対し、
イエシロアリはなんと50万～100万のコロニーを形成すると言われてます！
イエシロアリの巣
デカいぞ〜(＾ｰ^)ノ pic.twitter.com/3fFT2Oidgp— ダイキョー管理 (@daikyok) December 12, 2015
同じシロアリでも危険度が段違いなんですね！
コロニーの大きさは被害にあるスピードも圧倒的に早く、
前回駆除したのに、また2ヶ月後にはまた柱がスカスカになっている、
なんてことも可能性がある話で実際に被害にあっているようです。
シロアリの分布図です。愛媛県内では松山以西で沿岸地域にお住いの方、この時期イエシロアリに注意です!! pic.twitter.com/fGhRZW8M
— ㈲別子消毒公式アカウント (@bessi_shoudoku) June 25, 2012
写真のようにイエシロアリの分布は、
ヤマトシロアリに比べると範囲は狭いですが
沿岸部付近にお住まいの方は特に注意が必要ですね。
＞【合わせてチェック】ヤマトシロアリとイエシロアリの違いは？画像で比較してみた！
まとめ
今回はシロアリと築年数の関係について
まとめてみましたが、最終的には被害にあっている
シロアリの種類によっては5年と言わずとも
危険ということがわかりましたよねｗ
シロアリの被害金額は実は地震などの自然災害に
続いて2番目に高い、1,000億円以上と言われており、
正直、シャレにならないくらい被害が大きくなっているんですね！
最近は、「アメリカカンザイ」というヒアリのように、
もともとは日本に生息していなかったシロアリの被害の
報告も増えているので、シロアリの調査を一度もしたことが
無いという方やオーナーさんは被害が水面下で進む前に無料調査を
することを強くオススメしますよ！
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